いまあらためて聴き直すと、”ハネているリズム”に、テディ・ライリーが生み出したあの”新しいサウンド”の原型が既に現れていたことに気づきます。
ニューヨークのクラブシーンで知名度を上げていたふたりはお互い面識があったようですが、キースのデビュー作を共同で作りを始めることになります。
「ラップのプロデューサーで僕が学べる人はいなかったから、ラップは自分だけでやっていたけど、R&Bはそういう人たちの曲をたくさん聴いて学んでいったんだ」
でも、当時のHIPHOPサウンドにモロに影響を受けず我流だったとことが、 かえって新しいサウンドを作る大きな要因になったのではないかと僕は考えています。
この曲の収録されたアルバム「Make It Last Forever」もR&BチャートNO.1になります。
そして、この曲でテディは絶妙なディレクションをします。
「わざと鼻にかかった声で歌ってほしい」
最後に「Make It Last Forever」のタイトル曲を。今ではR&Bの定番曲のひとつ。あらためて聴くと
Keith Sweat
Rhino Flashback
2011-06-21